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【デカローグ】映画監督・石川 慶さんより推薦コメントをいただきました!

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(右写真)石川 慶さん


現在、新国立劇場 小劇場にて絶賛公演中の『デカローグ』。
『デカローグ1~4』をご観劇された、映画「ある男」「蜜蜂と遠雷」「愚行録」など国内外で高い評価を得ている映画監督の石川 慶さんより、本作への推薦コメントをいただきました!

『デカローグ1~4』の上演は、5月6日(月・休)まで!どうぞお見逃しなく!

石川 慶 (映画監督)

すごいものを見た。
あんなに何度も見ている作品なのに、すべての話に新しい発見があった。 余分な枝葉が削ぎ落とされて、映像以上にテーマが可視化されている。
ああ、これが演劇の力なのだ、と。
舞台上にごろっと提示されたそのテーマは、今日本で生きる僕らの生き方そのものを問うているように感じた。

Profile

いしかわ けい。1977年生まれ、愛知県出身。ポーランド国立映画大学で演出を学ぶ。長編デビュー作となった2017年に公開した『愚行録』では、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出されたほか、新藤兼人賞銀賞、ヨコハマ映画祭、日本映画プロフェッショナル大賞では新人監督賞も受賞。恩田陸の傑作ベストセラーを実写映画化した2019年公開の『蜜蜂と遠雷』では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞などを受賞。2021年には、世界的なSF作家であるケン・リュウ原作の『Arcアーク』を監督。2022年公開の『ある男』は、再度ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門、釜山国際映画祭クロージング作品に選出。また国内でも報知映画賞作品賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている。



『デカローグ 1~10』公演概要

プログラムA(デカローグ1,3)ダイジェスト舞台映像



プログラムB(デカローグ2,4)ダイジェスト舞台映像






上演期間:
デカローグ1~4[プログラムA、B交互上演]=2024年4月13日[土]~5月6日[月・休]
デカローグ5・6[プログラムC]=2024年5月18日[土]~6月2日[日]
デカローグ7~10[プログラムD、E交互上演]=2024年6月22日[土]~7月15日[月・祝]

会場:新国立劇場 小劇場

原作:クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ
翻訳:久山宏一
上演台本:須貝英
演出:小川絵梨子/上村聡史