新国立劇場がフィンランド国立歌劇場、テアトロ・レアルとの国際共同制作を行い、2023年11月に新国立劇場の初演が内外で大評判を巻き起こしたオペラ『シモン・ボッカネグラ』がフィンランド国立歌劇場初演を迎えました。
このプロダクションは、エクサンプロヴァンス音楽祭総監督のピエール・オーディが演出、美術は現代美術の著名アーティストであるアニッシュ・カプーアが手掛け、新国立劇場オペラ芸術監督・大野和士の指揮により世界初演を行いました。

フィンランド国立歌劇場でヨーロッパ初演の幕を開けた後、マドリードのテアトロ・レアルでの上演が予定されています。

新国立劇場は、国内外の劇場との連携を強めていくことを通じ、国際的に発展し、舞台芸術の拠点としての国際発信力を一層強化していくことを目指しています。