中劇場Playhouse


多様な上演スタイルに対応する自由な空間


舞台を額縁のように仕切ったプロセニアム形式と、舞台面を客席前方まで迫りだしたオープン形式というふたつの異なる舞台形式をもつ中劇場。現代舞台芸術の多様な演出に幅広く対応する柔軟な構造をもったこの劇場では、演劇とダンスを中心として、実にさまざまな舞台が上演されています。客席も舞台の形状によりそれぞれ変化しますので、観客は訪れるたびに新しい劇空間を楽しむことができます。

舞台はオペラパレスと同じ四面舞台になっており、舞台前はその床機構によりオーケストラピットとしても活用できますので、オーケストラの入るオペラ、バレエの上演も可能です。

客席数は1列あたり最大24席、もっとも遠い2階席最後列からでも舞台まで25mという近さ。舞台と客席の一体感が臨場感を生む「表現の場」です。

プロセニアム形式
オープン形式


中劇場客席内の様子はこちら別ウィンドウで開きますよりご覧いただけます(Googleストリートビューが開きます)。

  ※撮影時:プロセニアム形式、A・B号迫り舞台使用、最前列6列

座席表




座席レイアウトは公演ごとに異なりますので、各公演のページをご覧いただくか、貸劇場公演の主催者にお問い合わせください。

舞台施設・客席





客席

プロセニアム形式

全客席A号迫り使用時A・B号迫り使用時A・B・C号迫り使用時
総客席数1,030席952席906席788席
 1F843席765席719席601席
 2F187席187席187席187席

*上記のほか1階に車椅子スペース最大8席あり。

オープン形式

総客席数1,002席
 1F753席
 2F249席

*上記のほか1階に車椅子スペース最大8席あり。

座席スペース幅52.5cm 奥行95cm

残響時間1.0~1.3秒(満席時)

舞台までの最大距離:25m(客席2階)

ブッフェ:劇場1階

トイレ:劇場1・2階両サイド

*中劇場の客席内の通路は、階段状です。 車椅子でご来場のお客様は車椅子スペースを除き、お座席まで直接お越しいただくことができません。あらかじめご了承ください。

舞台施設


舞台形状:四面舞台

プロセニアム開口:幅16.8m 高さ9m

主舞台

迫り: 14.58m×3.64m×2枚 14.58m×7.27m×1枚

迫りの行程 :+4.5m~-15.7m

高さ: 舞台面からスノコまで21.3m 舞台面から奈落まで-15.7m

上手袖舞台

スライディングステージ:14.58m×14.58m

奥舞台

スライディングステージ:14.58m×14.58m

:直径12.74m

前舞台

可変型:行程 +0.5m~-4.5m

照明設備


主舞台側には4本の照明ブリッジ・3層のギャラリーを備えています。またオープン形式時の演出空間に対応するため、客席前の舞台部分上部に2本の照明ブリッジと4本のサイドブリッジ、1本の照明バトンを配置し、前舞台部分の照明を充実させています。

音響設備


オープン形式に対応するために、前舞台上部にフライングスピーカー専用のバトンと回線が配置されています。中劇場のために開発されたフルデジタルの音響卓は、オペレーターが音を直接感じて調整することができるように、1階客席最後部中央に置かれています。また客席側のウォールスピーカーとシーリングスピーカーに主舞台側スピーカーを組み合わせた音像定位・移動システムによって、より自由な音像空間を創造できるようになっています。