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令和5年度(第74回)芸術選奨 <舞踊部門>受賞 のお知らせ


文化庁から、令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の受賞者が発表されました。

舞踊部門では新国立劇場バレエ団プリンシパルの速水渉悟が文部科学大臣新人賞を受賞しました。



芸術選奨文部科学大臣新人賞<舞踊部門> 速水渉悟

贈賞理由

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『ドン・キホーテ』

速水渉悟氏は、平成27年ユース・アメリカ・グランプリNYファイナル金賞、審査員特別賞などを受賞し、アメリカでキャリアを積んだ後、平成30年新国立劇場バレエ団に入団。以後華麗なテクニックと豊かな表現力で令和2年主役デビュー。令和5年6月「白鳥の湖」終演後舞台上でプリンシパルに昇格。2023/2024シーズン開幕初日を飾る米沢唯との10月「ドン・キホーテ」では音楽性溢れる強靭、華麗なテクニック、表現で粋なバジルを演じ切り観客を魅了した。その後も主演が続き将来が大いに期待できる。

プロフィール

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京都府出身。ジョン・クランコ・バレエ学校を経て、2015年ヒューストン・バレエに入団。2015年ユース・アメリカ・グランプリNYファイナルシニア男性の部で金メダル、審査員特別賞を受賞。2018年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。20年『ドン・キホーテ』で全幕主演デビューを果たし、『竜宮 りゅうぐう』『ジゼル』『くるみ割り人形』『コッペリア』『夏の夜の夢』『白鳥の湖』の主役のほか、『ロメオとジュリエット』ベンヴォーリオ、『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル/白ウサギなどを踊る。21年ファースト・ソリスト、23年プリンシパルに昇格。

文化庁 芸術選奨とは

優れた業績を上げた芸術家等の功績をたたえるための賞で、昭和25年度に発足。 演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた人に芸術選奨文部科学大臣賞または芸術選奨新人賞が贈られます。